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硫黄やリンなどの第3周期元素を含んだ化合物を効率的に合成する新手法の開発に取り組んでいます。また、硫黄やリンを有する化合物合成に役立つ、有用なビルディングブロック(合成素子)も開発しています。このような反応開発を通して、まだ見ぬ構造・骨格の分子の簡便合成法により、多彩な元素を自在に配置した生物活性化合物の開発につながる研究を行っています。

Research

Org. Lett. 2019, 21, 3172.

https://doi.org/10.1021/acs.orglett.9b00875

東医歯大プレスリリース;

Most read article of OL in April 2019.

含ヘテロ元素化合物の新規合成法

Chem. Lett. 2018, 47, 85.

https://doi.org/10.1246/cl.170907

Open Access

Chem. Lett. 2020, 49, 753

https://doi.org/10.1246/cl.200190

Open Access

Chem. Commun. 2017, 53, 10640.

https://doi.org/10.1039/C7CC05868C

Selected as back cover; Open Access

Chem. Commun. 2015, 51, 16613.

https://doi.org/10.1039/C5CC07463K

Selected as inside back cover;

Highlighted in Chemistry View

チオスルホナートを利用することで、スルフィド類を合成する効率的かつ実用的な手法の開発に取り組んでいます。特に、悪臭を伴うことなく、アリールおよびアルケニルスルフィドを簡便合成できる手法を開発してきました。これまでに、銅やロジウムを触媒として用いる芳香族スルフィド合成法の開発に成功しています。この手法を組み込むことで、チオキサントンを効率的に合成できることを明らかにしてきました。さらに、アルキニルスルフィド合成法の開発にも成功しています。